2018年11月07日

新築の外壁

こんにちは、石川です。

気持ちの良い秋晴れですがよく見ていると時折細かい雨が降ったり、秋らしい天気の今日です。

それでも今週は暖かい日が続くそうで過ごしやすくなりそうです。

今月末には引き渡し予定の新築です。

今朝写真で私も初めて見たのですが、金沢市M様邸 外壁も完成しました。

少しくすんだ、落ち着きのあるブルー系の外壁です。

 

外壁塗装の基調の4色はベージュ系、グレー系、ブルー系、グリーン系なんだそうです。

外壁塗装の色選びの時に多い失敗は、サッシの色と合っていない、すぐに汚れが目立つようになってきたというものです。他にも、街並みから浮いている、安っぽい、洋風にしたかったのに和風になった、なんとなく落ち着かないなどの声も聞きます。

外壁の色選びで重要なポイントとなるのは、彩度(あざやかさ)と明度(あかるさ)のバランス、そしてサッシの色との調和です。

今回の外壁でもあるブルー系の外壁は、華のある明るい雰囲気を作ります。合わせやすいサッシの色は白か黒、ブロンズ系には合わせにくいので注意しましょう。

ただし淡いブルーは、塗り上がると真っ白に見えやすく、汚れが目立ちやすい色でもあります。ブルーを選ぶ際には、少し濃い目・暗めを選ぶといいかもしれません。

↑当社にて施工させていただいたブルーの外壁の新築

洋風でブルー系を使う場合のおすすめカラーは、ウェッジウッドブルーです。長い歴史の中で多くの人に愛されたブルーは、白いサッシや玄関ドアとよく調和し、品よくおしゃれにまとまります。

正に今回の外壁の色ですさすがこだわり派のお施主様

今回の外壁選びの経緯が気になったので盛下社長に訊ねてみると、お施主様から外壁の色について相談があり、こちらから何色か良いと思う色を提案したそうです。その中から選んだ色だそうです。

クイーンアンスタイルが好みのお施主様、それにマッチする色を分かっていらしたのでしょうか


 そして和風の家の外壁にもブルー系は似合います。彩度と明度を落として濃紺に近い深いブルーを選べば、個性的でモダンな雰囲気を出すことができます。

 

では他の色も見てみましょう。

ベージュや白などの明るく淡い色の外壁は、家を大きく見せる効果があります。またサッシのカラーを選ばず、洋風でも和風でもオーソドックスにまとめやすい色です。

しかし失敗が多いのもこのベージュや白。アイボリーを選んだはずなのに白く浮き上がって見える、他が古いのに外壁だけ真っ白でバランスが悪い、優しいベージュを選んだはずなのにレモンイエローのように黄色味が強く見えて落ち着かないといった失敗をよく見ます。

色は広い面積で見ると、より明るく鮮やかに感じられます。サンプルではアイボリーに見えたのに、出来上がってみたら真っ白に見えるというようなことが起きるのはこのためです。外壁の面積はかなり大きいので、色味を出したい場合は濃い目を選び、落ち着いた雰囲気にしたい時はパステルやシャーベットカラーは避けましょう。



シックにまとめたい時は、彩度(あざやかさ)と明度(あかるさ)を落とすのがポイントです。色選びに自信が無い時は、彩度を下げて選べば、どんな色味でも上手にまとめることができますので試してみてください。

ベージュ系でのおすすめカラーは、茶味がかったアーモンド色です。和でも洋でもシックにおしゃれに仕上がります。サンプルではちょっと暗すぎる、濃すぎると感じるくらいの色を選ぶと、イメージ通りの色になります。

洋風の家で少し冒険したい場合は、オレンジ掛かった濃いクリーム、卵の黄身色もおすすめです。個性的でありながら品よくまとめることができます。ただし、ブロンズ系サッシの家の場合は、鮮やかな外壁色を選ぶとバランスが悪くなるので注意しましょう。

真っ白な外壁にしたい場合は、サッシやドア、タイルなど他の部分がアクセントになりますので、ぼけないようメリハリをはっきりつけると、おしゃれに見えます。アクセントカラーの分量バランスは、全体の20~30%ほどが目安です。すでに玄関ドアに色がついている場合は、その色合いに合わせて枠まわりを塗り替えるなどすることで、全体のカラーバランスを整えることができます。

 

グレー系の外壁は、今注目のカラーです。濃淡を調節することで、白、黒、ブロンズ系のサッシのどれにでも合わせやすく、モダンな雰囲気を出すことができます。またナチュラル系を少し辛口にまとめたい場合にも向いています。

↑昨年当社にて施工させていただいたグレーの外壁の新築

ただし、薄いグレーは汚れた白に見えることもあるので注意が必要です。特にモルタル面の塗装の場合には、表面の小さな凹凸の影が汚れに見えてしまうことも。試し塗りをして見え方を確認するといいそうです。

グレー系を選ぶなら中間色がおすすめです。汚れが目立ちにくく、白や黒のサッシをアクセントにして壁面とメリハリを効かせるようにすると、グレーが生きてきます。淡いグレーは汚れに見えやすいので、グラデーションにして白と対比させるなどの工夫をすると、センス良くまとめることができます。

新築でもリフォームでも外壁の色は一番面積が広く最も目に付く箇所だと思います。

迷うのは当たり前だと思いますし、失敗しないよう、慎重に選びたいものですね